長い航海の果てに人々に親しまれたインディア・ペールエール

18世紀イギリスから植民地インドへ運ばれたインディア・ペールエール。

当時、長い航海のあいだにビールが傷まないよう、アルコール度数を上げ、大量のホップで殺菌効果を高めて造ったのがインディア・ペールエールの始まりです。

このIPAというスタイルのビールは今では海を渡り、アメリカにおいてアメリカンホップをふんだんに使用し醸造される、フルーティーなアメリカンIPAとして進化してきました。

CARVAANのクラシカル・IPAは、ホップはイギリス産の2種類のホップ（Kent Golding 、Fuggle）を使用し、しっかりとした苦味とグラッシー、フローラルな香りを付けました。

さらにタンク内二次発酵法により、ホップに負けないモルトのボディをより引き出すすことで、ホップキャラクターが際立った派手なIPAではないものの「Classical IPA」と呼ぶにふさわしい、飲めば飲むほどにしっかりとした苦味とモルトの甘味が口いっぱいに広がるビールに仕上げました。

当時の味わいを再現したクラシカル・IPAは、麦芽の芳醇さに、ホップのグラッシーな香りと苦味のバランスが秀逸です。