五千年の時を超えて '乳香' 薫る──歴史が映り、文化が薫るクラフトジン&ソーダ

遥か昔の物語ーー。

西の空に誰も見たことのない星(ベツレヘムの星)が輝き、東方から三人の賢者が星に導かれ、生まれ出でし救世主を探しに旅立ちました。その時携えていた贈り物が「乳香」「没薬」「黄金」であったと語り継がれています。

この物語をもとに創作したクラフトジン「東方ノ三賢人」。乳香・没薬・ジュニパーベリー・その他のボタニカルから香りを抽出した ’歴史が映り、文化が薫る’ ジンです。

この「東方ノ三賢人」から作る「THREE KINGS SODA 三賢人ソーダ」は、乳香のエレガントでスパイシーな香りと没薬のウッディな香りがソーダとともに軽やかに弾けます。

（右から）クラフトジン「東方ノ三賢人」500ml/100ml、東方ノ三賢人ソーダ

 五千年の時を超えた、乳香の香り

「乳香」は、アラビア半島に自生する低木から染み出る樹液。

乳香の歴史は古く、古代エジプト時代には‘太陽神ラーの汗’と考えられ、日の出とともに乳香が焚かれていました。古代ローマでは、神殿の儀式に用いられました。また古代アラビア世界では、魔を祓うためにモスクで焚かれ、その薬効は知性や記憶力にも寄与すると考えられました。

古来の嗜好品「乳香」は、五千年の時を超えて、その魅惑的な香りと神聖性を伝えています。清涼感とともに温かみのある香りを持つ乳香は、幸福感や平安をもたらすと云われます。

遥かなる「乳香の道」

古代オリエント世界では、乳香の妖しく崇高な香りに人々は魅了され、盛んに交易が行われました。当時、至高のぜいたく品とされた「乳香」は、神域に通じる手段として王や神殿への貢ぎ物、王墓の副葬品として珍重されていたと云います。

古来、乳香の交易路は「乳香の道」と呼ばれ、その道に沿うように数々の城壁都市や要塞が生まれては消え、今も「乳香の地(世界遺産)」には在りし日の画以下の面影が映って見え、浮かんでは消えていきます。

喧騒、ざわめき、そして祈りーー。

乳香にまつわる人々が様々に織り成す喜怒哀楽の模様は、様々な物語へと姿を変えていきます。それはクラフトジン「東方ノ三賢人」にも映し出されています。

一口飲むだけで、古代オリエントの世界へ

CARVAAN Distilleryでは、乳香のなかでも最上グレードの、’アル・ホジャリ’をオマーンから直輸入し、香りを抽出しています。幸福感や平安をもたらす神秘的な香りは、古代オリエントの人々が憧れた格別な香りです。

また、「東方ノ三賢人」の複雑で繊細な香りを最大限に引き出すため、炭酸の調整にも拘りました。ソーダのきめ細やかな泡が、ジンと一緒に軽やかに弾けて、鼻と舌に格別な香りを伝えます。